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十五の肖像
猪狩そよ子
瑠里(るり)は15歳の女子中学生。 昔片想いしていた男の子が自分の親友・典子(のりこ)に恋していたことから、 典子に対して友情と嫉妬が入り混じった複雑な感情を抱いている。 そんな時、同学年の男子・宮川に突然「ピアノを教えてほしい」と頼まれる。 男の子と二人きりという初めての状況にドキドキする瑠里だったが、 宮川がピアノを教えてほしい本当の理由は「典子に聴かせたいから」というものだった。 宮川への恋心が膨らむにつれて、 瑠里の中の典子に対する嫉妬と羨望の気持ちがまた大きくなってきて…!? 2012年「ザ花とゆめ」(白泉社)に掲載された猪狩そよ子の珠玉の読切作品が電子書籍で配信開始! 思春期の十代の女の子の気持ちを鮮烈に描くピュアストーリー! ★この作品は、「ザ花とゆめ」2012年8月1日号に掲載されたものを写植・タイトルロゴを一新して再構成したものです ★この作品は、猪狩そよ子短編集『誰も知らない29日-片恋憧憬短編集-』収録作品です ★本編40P、巻末に描きおろしイラストあり (2018年10月刊)
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